2018.01.05
発電所でのお仕事を知る~野田バイオマス発電所①~
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今回のテーマは、岩手県野田村の木質バイオマス発電所で働く方へのインタビューです!
野田バイオマス発電所(海も山も臨める木質バイオマス発電所は全国でもとても珍しいんです!)
野田バイオマス発電所は、東日本大震災後に復興支援を担うべく、地域と共に事業を進めてきました。
インタビューにご協力頂いたのは、野田村出身でこの発電所建設をきっかけにUターン転職された中野さんです。
㈱野田バイオパワーJP オペレーター統括 中野吉人様
地球クラブ(以下 地):本日はどうぞよろしくお願いします。中野さんはオペレーター統括をされているとのことですが、もう少し詳しくお仕事内容について教えてください。
中野さん(以下 中):電気を作るところから、電力会社の送電線へ送り出すまでが仕事内容です。主な業務としては、発電所の運転管理や保守点検、送電の確認を行っています。
地:24時間稼動する発電所の管理はとてもハードだと思いますが…オペレーター業務は何名体制なのでしょうか?
中:統括である私を含め13名です。通常業務は1班につき3名、合計4班が日勤・夜勤のシフトに分かれて働いています。
地:中野さんが野田バイオマスで働こうと思ったきっかけは何ですか?
中:東日本大震災で自分の地元である野田村が被害を受けたことがきっかけです。それまでは兵庫県で暮らしていました。
また、ちょうどバイオマス発電所が建設されると知って、自分が今までやってきたことが活かせるとも思いました。
地:震災を機にUターンを決意されたとのこと、大きな決断だったと思います。 以前はどのようなお仕事をされていたのですか?
中:前職はプラントのバルブ等を製造する会社にいました。設計にも携わっていたことから、
発電所へ定期修繕に行く機会があったんです。
製造業という他業種ですが、このような経験を発電所で働きながら活かしたいと考えました。
地:現在、野田バイオパワーの社員には、中野さんのように別業界から飛び込んできた方も多いとのこと!
次回、様々な経験を持った仲間と働く中での苦労ややりがいについてお伺いします!