2019.09.26
再エネ発電所ってどんなところ?~福島県北農民連第3、第4発電所~
約1年ぶりに、福島県北農民連さんへお邪魔しました。
昨年と同じく、服部さんにお話を伺いながら、新しく稼動した第3発電所・第4発電所を見学させて頂きました。
既に提携している第1、2発電所のように、発電された電気は地球クラブへ届けて頂く予定です!
国見市にある第3発電所は、もともと柿の木農地だった土地を活用しており、段々状になっているのが特徴的です。
○福島県北農民連 第3発電所
・所在地:国見市
・発電出力:約403kW
・稼動開始時期:2018年12月
一番高い位置からは、霊山方面の山々を見渡すことが出来ました。
発電所近くに住む近隣住民の方の理解・協力を得ることは、多くの努力を要します。
また、協力してくださる農家の方々の高齢化が進むことで、
発電設備周辺の草刈りが困難になってきているなど、課題も出てきているようです。
第4発電所は相馬市内の国道沿いに設けられています。
近くに無料高速道路が開通したため、以前より静かな道になったとのこと。
○福島県北農民連 第4発電所
・所在地:相馬市
・発電出力:約50kW
・稼動開始時期:2019年4月
第4発電所の前でお話下さる服部さん
第3発電所の太陽光パネルとは設置角度も異なっています。
現在、福島県農民連さんが展開する太陽光発電所は発電規模8000kWまで広がっています。
太陽光発電所を立ち上げるまで、そして発電開始してからの課題・エピソードを聞くと、
ここまで広げることがどれほど難しいことか、痛切に感じました。
そんなお話も聞くなかで、服部さんは「原子力に頼らず、再生可能エネルギーを広げ、自立を目指す方向は生協と一緒。
だからこそ、地球クラブへももっと発電した電気を届けたい」とも話して下さいました。
農民連の皆さんをはじめ、地域の想いが強く込められた電気を託されていることに改めて気づかされた言葉です。
これから、福島県北農民連さんとは地球クラブを選んでもらったからこそ出来る
つながりや活動のアイディアを一緒に考えていけたらと思う発電所見学となりました。
ありがとうございました。