2018.06.01
野田村の魅力を知ろう!~涼海の丘ワイナリー編~
5月18~19日、いわて生協と関東の生協、日本生協連の15名で野田バイ
オマス発電所を訪問しました。その際、野田村にあるワイナリーに立ち寄りました。
今回は、こちらのワイナリーについてご紹介します。
「涼海(すずみ)の丘ワイナリー」は、2016年4月、
地元産業の活性化や震災復興事業の願いをこめ、設立されました。
太平洋からの涼風「やませ」によってじっくりと育てられる野田村の山ぶどうを
使い、ワインをはじめとした商品の製造・販売を行っています。
熟成された果実味と山ぶどう本来のしっかりとした酸が楽しめるワインは、
地域の魅力的な資源のひとつとなっています。
そして「野田村ならでは」の資源を守り、広げていきたいという想いは、
県外の方へも届いていたのです。
「地元の資源を活かした事業によって、震災復興に貢献したい!」
「野田村の資源の魅力をもっと知ってもらいたい!」
そんな強い想いを持ち、県外出身者ながらワイナリーで修行に明け暮れている
山口さん(23歳)にお話を伺いました。
山口光司さん
Q1.野田村を知ったきっかけは何でしたか?
大学時代、教授や知人から野田塩やワインについて教えて頂いたことがきっかけです。
Q2.なぜ地域おこし協力隊に参加したのですか?
東北の復興に携わりたいと思ったためです。
Q3.ワイナリーで働こうと思った理由は何ですか?
野田村の魅力ある資源のひとつだからです。
しかしワイン造り(製造~販売まで)に携わる方々の高齢化、それに伴う
産業の衰退に危機感を強く感じているので何かしたいと思っています。
Q4.今後の抱負を教えてください。
山ぶどうの生産とワイナリーの仕事を早く覚えて即戦力になりたいです。
そして、より多くの方に野田村を知ってもらうきっかけを作れたらいいなと思っています。
ワイナリーで醸造したワインを持つ山口さん
震災復興を応援する方法はたくさんありますが、
実際にその地元で働き、地元の魅力を生み育てることは想像以上に大変なことだと
思います。それに果敢に挑戦していく山口さんは、地元の方々の大きな希望の光になっているのではないでしょうか。
「涼海の丘ワイナリー」の公式HPでは、サポート会員のご案内も載っています。
是非ご覧になってみて下さい! 山口さん、そして野田村全体を応援する輪を広げていきましょう!