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2018.03.23

地球クラブが東京都「低炭素電力」の2018年度「認定供給事業者」へ!

地球クラブは、東京都による「大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度(キャップ&トレード制度)」にて、「低炭素電力」区分の認定供給事業者に認定されました! 今回はこちらの制度についてご紹介したいと思います。

 

「キャップ&トレード制度」はどのような制度?

 東京都が2010年より開始した、都内の大規模事業者(ホテル、病院、官公庁など)に対してCO2排出量の削減を義務付ける制度です。各事業者が積極的に省エネに取組むことをねらいとしていますが、設定された削減義務量(キャップ)を達成するため、過不足分については事業者間で取引(トレード)することも認めています。

 

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                          (出典:東京都HP)

※詳細は東京都のHPをご覧下さい。

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/11/04/10_01.html

 

低炭素電力の認定供給事業者とは?

都はキャップ&トレード制度の第2計画として、2015年度より「低炭素電力の選択の仕組み」を導入しています。

対象の事業者がCO2排出係数の小さい供給事業者から電気を調達した場合、その事業者の排出量算定に反映させても良いという仕組みです。

ここでいう「CO2排出係数の小さい供給事業者」こそ、地球クラブが当てはまっているのです!

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                                 (地球クラブ作成)

 

 

東京都において認定供給事業者になるためにはどのような条件があるの?

・CO2排出係数が0.4t-CO2/千キロワット時以下であること

・再生可能エネルギーの導入率が小売量ベースで20%以上又は低炭素火力の導入率が小売量ベースで40%以上であること

 

地球クラブは

・CO2排出係数が0.39t-CO2/千キロワット時(東京都エネルギー環境計画書制度)

・再生可能エネルギーの導入率が小売量ベースで29.2%(東京都エネルギー環境計画書制度)

 

ちなみにですが、国としては、2030年度に排出係数0.37t-CO2/千キロワット時という目標を掲げています(資源エネルギー庁『エネルギー白書2016』より)。

 

2018年度の認定供給事業者は13事業者となり、前年度と比べて9事業者増えています。省エネの取組みや再エネ導入の活性化を進めるような制度といえるのではないでしょうか。地球クラブも認定供給事業者の1つとして、引き続き再エネ生まれの電気を届けることに邁進していきます!